春分の日
こんにちは!
もうすぐ春分をお迎えしますね!!
この記事では、宇宙元旦とも呼ばれる春分の日のスピリチュアルな意味や開運する過ごし方をまとめてみました。春分というと昼と夜の長さが全く同じになる日だということは一般的にもよく知られていますね。定義としては国立天文台の観測で太陽が黄道上の「春分点」に到達した日が「春分の日」だとされています。
東洋では陰から陽へと運気が変わる節目
春分の日を境に日中の時間がどんどん長くなっていきます。これを東洋的な思想、陰陽の気で考えるとこの日を境に陽の気が増えてくるようになり、活動的になって、意識は外側に向かいやすくなります。
何事も中庸が大切なので陽の気が増えたからといっていいことばかり…という訳ではありませんが、これまで抑制されていた行動や感情を自由に表現しやすくなります。それは人間に限ったことではなく、自然や生物にももちろん当てはまります。
古代中国から渡り、日本の平安時代から取り入れられている季節の指標である二十四節気では春の中間を意味しており、より春らしさが感じられる頃合いとなります。
長かった冬が明け、ようやく活動できる季節となったことを表しています。
祝日としての春分の日
そして日本の祝日としての春分の日は元を辿れば、「春季皇霊祭」と呼ばれる宮中祭祀の一つが名を改めたものでもあります。「春季皇霊祭」は、歴代天皇をはじめ、皇室に関わるご先祖様のお御霊をお祀りする日となります。
皇室をあげて行う大祭でもあり、このような大々的な行事が行われ、特別な日として大切にされてきたことからも、春分はとても重要な日であることがうかがえますね。
春分の日
長かった冬を越えて生命の息吹を感じられる季節の訪れです。
春分の日には自然を讃え、生物を慈しむ心が大切になります。
西洋占星術においては1年のはじまり
また東洋だけではなく西洋においても同じように大きな節目となっています。西洋の星占い、西洋占星術においては一年の始まり。いわばお正月のような日でもあります
西洋占星術では春分点を基準に12のサインを決めており、太陽が春分点を通過する日が春分の日なのです。太陽が春分点、そして12星座の最初の星座、牡羊座に入ることから、一年がスタートする日だと定められています。
西洋占星術ではこの春分の日の春分点を通過する時間のホロスコープを読み取ることで、その一年がどんな年になるのかを占います。今年は今まで抑制されていたものが一気に動き出す運気ですので、早くから動けるように準備しておきましょう。今までできなかったことにどんどんチャレンジするほど幸運に恵まれます。
イースターの日を決める基準の日
たまごが可愛いイースターのお祭りの日を決める基準になっているのも春分の日です。「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と定められていて、キリスト教圏の国々では、クリスマスよりも重要とされているイベントです。
たまごは生命を生み出すものであり、始まりを表しています。イースターのたまごに象徴されるように、春分の日には再生・復活・始まりのときのエネルギーに満ちています。
高次元と通じる特別な日
遠く離れた東洋と西洋でも同じように始まりを感じられる日である春分は、人や生物が本能で古来より感じ取ってきた宇宙規模での一年のスタートです。
また、太陽がちょうど真東から昇って真西に沈む春分の日、秋分の日は「此岸と彼岸が通じやすくなる日」と言われ、この年に二回しかない特別なタイミングは、スピリチュアルの世界でも、天界とこの地上が「通じる」、スターゲートが開くとして「特別な節目」になり地球や私たちと高次元(宇宙)がつながりやすくもなるタイミングです。
今回の春分でスターゲートが閉まってしまうというお話がありますが、まだまだ大丈夫。自分自身にしっかりフォーカスしていてください。一月から気持ちを切り替えて過ごしてきたけどなかなか切り替えがうまくいっていないと感じていたとしても、春分の日から本格的なあたらしい年が始まると考えて物事を始めていけばいいのです。
春分の日におススメなこと
そんな宇宙の元旦を迎えるためにやることは3つ!!
1.大掃除
普通のお正月を迎える時にも大掃除をしますよね?やはり気持ちの切り替えのためにも身の回りをすっきりさせておくことは非常に大切です。お正月までに大掃除をした人はそんなに大掛かりな掃除はしなくても大丈夫。物や感情を整理するつもりで断捨離を行いましょう。
お正月までに大掃除があんまりできなかった方は良い機会なのでこのタイミングで大掃除を行いましょう。まとまったお休みがある訳ではないので、無理のない範囲であくまでも自分の気持ちがスッキリする範囲で行うことをオススメします。
春分の日の二週間ほど前から掃除を始め、前日には完了した状態でゆったりと春分をお迎えできるのが理想です。特に押し入れ・床はきれいにしておくといい気を取り込みやすいですよ!宇宙の始まりの気をたくさん取り込めるように不要なものを無くしてスッキリしておきましょう。
2.断食・デトックス
大昔の自然の理であれば冬にはあまり栄養価の高いものは取れませんでした。人は備蓄した食べ物で食い繋ぎ、動物は冬眠することでエネルギーの消費を抑え、植物は雪の下でじっと耐え忍んでいた季節が冬です。
しかし技術が進んだ現在では冬の厳しい寒さの中でも温かい環境を確保することができ、美味しい食べ物がなんでも手に入るようになりました。それは大変幸せなことではありますが、体が飽和状態で本当に旬であったり栄養価の高いものを取り込みにくくなってしまっています。
春分を迎える前日。できれば3日程前から粗食や運動・デトックスを意識した生活をすることで、心身ともに新たなスタートを切ることができますよ!
3.今年の目標を考える
考えると題しましたが、既に考えた人も多いはず。自分の目標を見直す時間を作ってみましょう。これは春分の日をお迎えしてから行いましょうね!
地上を包む気が切り替わった後ならより積極的・前向きに物事を捉えやすくなり、違った視点で目標を見つめ直すことができます。目指すゴールは同じでも、その過程においてより推進力のある答えを導き出すチャンスです。また自分が納得がいっていないことについて考えることもいいでしょう。
春分の日は始まりと再生のエネルギーに満ちています。マイナスの物事を自分にとってプラスに転換して考えられるはず。自分でも意識して使う言葉や考えを前向きなものにしていくと、この日の思考を習慣化することができます。
まとめ
春分の日は、この日を中日として、前後の3日を入れてお彼岸となり、ご先祖様への感謝を込めて、お墓参りや仏壇のお掃除、お供えなどの供養を行い、それに合わせて自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめなおすのが古くからの習わしです。春分の日にはご先祖さまに何かしらの形で日頃の感謝を伝えてみましょう。
そして、現代においても、この日を目安に、農作業を本格的に始める事が多いようです。古代から続く暮らしの知恵でもあり、未来に向けて豊作を祈願するという意味でも大切な日となります。自然をたたえ、生物をいつくしむ日として、旬の食材を感謝していただいたり、ハーブを育て始めたり、晴れていたら野山を散策したりと自然と触れ合う日にしてみましょう。
春分の日ははじまりの日でこれからのあなたを応援してくれますが、新しい一年を切り開いていくのはあなた自身。ここからがスタートなので、決めたことや切り替わった気持ちを大切に一年間頑張っていきましょう。
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