こんにちは。
11月8日20:03におうし座で満月をお迎えしますね。
おうし座の満月をどう過ごすとよりハッピーな毎日に向かっていけるのか?
また今回は皆既月食を伴った満月ですので、その影響を含めてお伝えしていきますね。

より純粋に月のエネルギーが届く月食
月食とは月が地球の影に入ることで暗く見えてしまう現象のことを言い、今回のような皆既月食では月が全て地球の影に入るため月全体が暗く見えることになります。
つまり皆既月食は太陽・地球・月の順番に一直線に並ぶことで、太陽の光が地球に遮られ月に届かなくなることによって起こる現象です。
しかし新月のように真っ黒になり見えなくなるのではなく、暗い色味ではありますがちゃんと目視することが可能です。
色はその時によって変化しますが、赤黒く見えることが多いようです。
暗く見えるお月様の印象や太陽の光が遮断される・太陽のエネルギーが月に届かないと聞くとあまりいいイメージに感じられないかもしれませんが、実はそんなことはありません。
太陽の光やエネルギーが遮断されるこの皆既月食は、月のエネルギーが満ちる満月の日をより純粋に月のエネルギーを感じやすくしてくれるのです。
暗く見えてしまうとどうしても月のパワーが弱まったような印象を受けがちですが、実は真逆でお月様のパワーを最大限に感じられる時なんですよ。
いつもお伝えしているように、満月にはデトックスや浄化の作用があります。
その浄化のパワーがいつもより感じやすい、強く感じられる効果が皆既月食にはあるのです。
ですのでいつも以上に振り返りや自分と向き合う時間をしっかりと取ってゆっくりと過ごされることをおすすめします。
成果を見直して軌道修正・そして感謝をすることはいつもと同じですが、その過程をいつもよりも丁寧にしていくイメージで過ごしてみましょう。
ゆったりとマイペースなおうし座の月
今回の満月はおうし座でお迎えします。
おうし座の持つ特徴としてマイペースであったり自分の本質に触れるようなものが多くあります。
基本的におうし座のベクトルは自分やその内側に向かっています。
そんなおうし座で迎える皆既月食を伴った満月はあなたが自分と向き合ってこれからを考えていく時に、きっと大きな意味を与えてくれるでしょう。
またスピード感はゆっくりであってもその着実性はピカイチ!この皆既月食で自分と誠実に向き合うことで確実に自分が向かいたい方向へと向かっていける後押しをしてくれます。
自分のために時間をたっぷりとって
西洋占星術では太陽が社会性を表し、月が自分の精神を表しています。
社会性のエネルギーが遮断されるこの時が、本当の自分を知り向き合っていける絶好のチャンスなのです。
今回は自分と向き合うために皆さんにしっかりとそのための時間を作ってもらいたいのですが、
特に普段周りに気を使いすぎて疲れてしまっている人・無理していると感じている人・自分を見失ってしまっている人ほど、今回の満月はしっかりと時間を取ってください。
自分と向き合う前にまずはリセットが必要です。
体も心もくたくたの状態では思考の整理もままなりません。
五感を大切に
おうし座は五感が何よりも大事。
自分が好きな食べ物をゆっくりと味わい、ぬるめのお湯に浸かって体と心をほぐしていくといいでしょう。
この時にその日自分が心地いいと感じる匂いの入浴剤やアロマを使用するとよりいいですね。
この何気ない選択も自分が欲しているものに素直になるための準備運動だと思ってください。
自分が求めていることを知ることは、自分を素直に表現していくことへとつながっていきます。
毎日の流れに忙殺されていた自分を解き放ち、本来の自分と向き合う時です。
自分を取り戻すためのチャンス
皆既月食のもう一つの意味として、新しいスタートやリセットという意味もあります。
純粋な月のエネルギーが満ちることで、今まで周りからの影響でうまくいかなかった現状を打破する力や、見失っていた自分を取り戻し本来の道を進むスタートを切ることができます。
皆既月食が毎月起こらないように、新しい自分として踏み出していく大きな後押しが得られるチャンスもそう頻繁にあるわけではありません。
そのためにも今自分が抱えている問題としっかりと向き合っていくことが必要になってきます。
しっかりと時間を取って自分が抱えている問題がくる原因などを深く掘り下げていく作業を繰り返しながら、本来の自分がどうありたいのか、現状をどう変えていきたいのかについて考えていくことがとても大切です。
なんとなくこうなりたいなぁ…ぐらいの理想ではもったいない!
おうし座の地に足をつけた着実性の力を借りながら、現実的に自分がどうしたいのか、そのためには何が必要になってくるのかを見つめ直してみてください。
満月のおすすめの過ごし方として月光浴がありますが、前日に立冬を迎えていることもあり寒さが身に染みてしまうので、お月様のパワーを感じられる程度に月を眺めたら、
あとはお部屋の中でそのパワーをしっかりと定着させるようなイメージで瞑想をするようにするといいでしょう。
満月から続くラッキーデイ
今回の満月の前日は立冬を迎えているだけではなく、天赦日と甲子の日が重なっています。
天赦日は年に数日しかない何をしても吉というラッキーな日です。
吉日の中でもかなりの吉を表しているため入籍日などにもよく選ばれるくらいです。
何をしても吉というのは今回の満月のテーマである自分らしさを取り戻すために自由に行動するのにもってこいの日になっていますね。
また甲子の日というのは六十干支の一番初めに当たり60日に一度回ってくる初めのエネルギーに満ちている日です。
そして甲子の甲はきのえと読み、陰陽五行では陽の木を表していて成長の勢いがあることを指しています。
満月の前日と満月の日はあなたのスタートを後押ししてくれる始まりの気に満ちているんですね!
この二日間の気をうまく自分の中に取り込んでいき、自分の本質としっかりと向き合っていくことで今まで見えなかったもの・無意識に目を逸らしていたものが見えてくるでしょう。
その新しい自分への課題をこなす長い計画がこの満月から始まっていくのです。
今回の特別な満月を機に、本来の自分を取り戻しあなたらしいスタートを切ってみてくださいね!

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