おひつじ満月:ハンターズムーン:10月10日5:55
こんにちは。
10月10日5:55におひつじ座で満月をお迎えしますね。
パッと見た時にこの5:55が気になったあなたには天使からのメッセージを受け取っているのかもしれません。
一般的にゾロ目と言われるような数字にはエンジェルナンバーという天使からのメッセージが隠れており、この555は人生における変化がやってくることを教えてくれています。
自分の変化を前向きに捉えて前に進むことでより良い選択ができるようになりますよ。

ハンターズムーン
さて、そんな不思議なメッセージを伝えるかのような今回の満月ですが、ハンターズムーンという呼び名がついています。
この呼び名の発祥はネイティブアメリカンだとされており、かつての生活にちなんだ名前となっているそうです。
ハンターということで10月の満月は狩猟の季節が始まることを表しています。
9月はハーベストムーンの収穫、10月はハンターズムーンの狩猟が続き、いよいよ冬への準備が感じられますよね。
現代は年中食べ物が手に入りますし、空調も整っているので備えの必要性や冬に対する危機感なども感じることは無くなってしまいました。
しかし、動物としての本能は残っているためやはり自然に左右されるのでかつての生活を思い出させてくれるような呼び名が残っているというのは素晴らしいことですね。
昔から伝わるものには意味があるのでそれを感じて流れに逆らうことなく生きることで人生が豊かになりますよ。
おひつじ座のテーマ
おひつじ座のキーワードは
純粋・素朴・スピーディーな行動力・後腐れなく・原始的・開拓・創始・衝動に素直・閃き・電光石火・攻撃的・飽きっぽさ・唐突・根拠のなさ・荒削り・孤独・孤立・激しやすさ
などが挙げられます。
おひつじ座は始まりの星座で物事を進めていく推進力に優れていますが、少々荒っぽくなるところも。
満月は興奮しやすくなるので、荒っぽくなりすぎたり勢いに任せすぎないように気をつけましょう。
十三夜(10月8日)
さて、満月は十五夜お月様と呼ばれることはご存知かと思いますが、十三夜というものがあるのはご存知でしょうか?
十五夜は元々中国の風習であったものが日本に伝来したものですが、十三夜は日本で生まれた風習です。
この十三夜は平安時代から起こった風習で、美しい満月を愛でる意味合いだけでなく翌年の収穫の吉凶を占う意味合いや今年の収穫に対する感謝を表す意味合いが込められていました。
もちろん美しい月を愛でないわけではなくこの十三夜は十五夜についで美しいとされています。
十五夜が満月なので十三夜は満月に向かう過程の少し欠けた状態のお月様ですが、その完成に向かう未完成さに美を感じるところが非常に日本人らしく和の心を感じますよね。
この十三夜は十五夜とセットで行うもので、十三夜だけを行うと「片見月」といって縁起の悪いものだとされています。
短い時間でも大丈夫なので、十三夜と十五夜どちらもお祝いしてみてくださいね。
その際に十三夜は13個・十五夜は15個の月に見立てた丸いもちや団子などをお供えして今年一年の実りに感謝しましょう。
十三夜は旧暦(太陰暦・月に満ち欠けを基にした暦)の9月13日を指すため、新暦(太陽暦・太陽の運行を基にした暦)を用いる現代では、毎年日にちが変わります。 2022年の十三夜は10月8日(土)です。
神嘗祭(10月17日)
同じように収穫をお祝いする日本の風習として神嘗祭(かんなめさい)があります。
こちらは元々旧暦の9月17日に行われていた祝祭で、今は紆余曲折あって10月17日に執り行われています。
この神嘗祭は神宮において天照大神に新穀を献上して収穫の感謝をお伝えする祭典です。
神嘗祭は秋の季語になるほど日本には深く根付いた祭典となっています。
旧暦では十五夜の二日後に行われていたこの神嘗祭、現代では10月17日に定められており今年は平日となっていますが、もしお時間が合う方は十五夜と合わせてぜひ参拝してみてください。
実りへの感謝
十五夜やその前後にあるお祝いについてお伝えしてきましたが、これらに共通するのは実りへの感謝であることです。
普段の満月では自分が進めてきたものの進捗を確認したり、現れた成果に対しての感謝をすることをお伝えしています。
今回の満月では上記でもお伝えしてきたようにもっと大きな目線での実りへの感謝の意味が含まれています。
いつもと同じように自分の周りにある実りに感謝しつつ、もっと視野を広げて感謝の気持ちを持つようにしましょう。
感謝の気持ちを持つことももちろんですが、しっかりと伝えられる人には言葉や行動に起こして感謝を表現していくことも大切です。
今あることに目を向けてそのありがたさをしっかりと感じてください。
一番初めにお伝えしたように今回の満月はおひつじ座でお迎えします。
成果を確認してよし!次のステップに向けて頑張ろう!と前向きに感じた時はおひつじ座がその気持ちを後押ししてくれるでしょう。
自分が思ったほど成果が感じられなかった人も焦りは禁物です。
収穫は毎年豊作になることはありません。時には凶作の年もあるのです。
特に満月は気がたちやすくなる作用があるとされていますし、おひつじ座のせっかちな部分も出てきやすくなります。
こんな時に焦ってもいいことはありません。
事実は事実として受け止めながらも、あることに目を向けて落ち着いて過ごすことが一番です。
そして落ち着いた気持ちで次は実りのあるものになるように感謝を伝えていくことで、結果は大きく変わってきますよ。
今あるものを見つめなおして

今の時代はSNSが普及した関係もあり、欠乏感を感じやすい仕組みが世の中に溢れています。
そんな世の中の仕組みに惑わされることなく今あることに意識を向けてみてください。
ゆっくりと自分の周りを見つめ直すと、何も持っていないと感じていたとしても意外と自分にもあるものが見えてくるはずです。
人から植え付けられた偽物の欠乏感に惑わされることなく自分が今本当に必要なものを見つめ直し、また自分には今までこれだけのことをしてきた実りがあるということを感じるような過ごし方をしていただければと思います。
虚勢や空想に走るのはよくありませんが、現実を見つめ直す中でしっかりと自分を認めてあげる。
これこそが成果に感謝することにつながります。
満月近くにあるイベントをうまく取り入れながら、この満月が精神的な実りにつながりますよう心からお祈りしております。

この記事へのコメントはありません。